北米市場でセダン販売の苦戦が続く。巻き返し策としてトヨタ自動車は、新型「カムリ」を2017年夏に発売する。TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)をパワートレーンに適用し、動力性能と低燃費を両立させた。ドイツBMW社などの海外勢も新型セダンの投入を計画する。北米市場でセダンは復権できるのか─。各社の取り組みを追う。

写真提供:トヨタ自動車

 「北米市場でSUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)だけが脚光を浴びてよいはずがない。新型カムリの投入は、中型セダンの市場を再び盛り上げる契機になると捉えている」──。トヨタ自動車社長の豊田章男氏は、2017年1月の「デトロイトモーターショー」で開催した新型カムリの発表会に登壇し、このように強調した。

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