超小型EVの開発ラッシュの背景には、クルマの家電化に伴う参入障壁の低下がある。白物家電やスマートフォンの技術に、ロボット技術、人工知能を含む自動運転の技術を融合したものだからだ。そう遠くない将来、スーツケースや椅子、買い物カゴすらも自動運転技術で走り出す、いわば「MoT(Mobility of Things)」時代がやって来そうだ。

 人やモノの移動を低速/超低速で実現する1~2人乗りの超小型電気自動車(EV)は、今注目を浴びている自動運転EV技術の適用先として大化けする可能性がある。これまで市場はないに等しい状態だったが、巨大市場に育っても不思議ではない。実際、その果実を手にすることを目指し、さまざまなメーカーが多様な製品を生み出し始めた。

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