生き残り戦略のポイント
  • 強みを生かせる非量産品に絞る
  • 自社開発を手掛け技術を磨く
  • 展示会やEVレースを通じ知名度向上
企業データ
  • 事業内容:金属部品加工
  • 売上高:5億2247万円(単独、2017年3月期)
  • 営業利益:4296万円(同上)
  • 従業員数:45人(2017年4月時点)

 「量や価格で勝負するもの(の製造)は海外にシフトしていく。当社でなくてもできることは減らし、試作に特化していく」。リーマンショック後、思い切った業態転換を図ったのが金属加工を手掛ける繁原製作所である。同社はマシニングセンターやNC複合旋盤、5軸加工機、歯切り盤などの様々な工作機械を駆使し、量産設備を適用できない試作品を削り出しなどによって製作する。得意とするのは、高精度な歯車の加工や変速機の設計・製作だ。

 そんな同社が生き残りをかけて取り組んでいるのが、自社製品の開発と知名度の向上である。同社社長の繁原秀孝氏によれば、自社製品の開発に力を入れるのは、単にそれが売り物になるからだけではなく、技術の蓄積につながるからだ(図1)。

図1 繁原製作所社長の繁原秀孝氏
自社製品の開発にこだわる同社。その理由の一つが「技術の蓄積につながること」と語る。
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