電動車両の駆動システムでは、モーターやインバーター、減速機の3つを一体にすることで、高効率化と小型・軽量化、コスト削減などをシステム全体で実現する取り組みが活発である。さらに小型・軽量化を進めることで駆動システムを車輪に収める「インホイールモーター」を実現しやすくなる。

 2017年10月27日~11月5日に開催された「第45回東京モーターショー2017」。最新の自動車製品やコンセプトカーが勢ぞろいする横で、部品メーカー各社は「電動化時代」を見据えた新製品を出展し、アピールにいそしんだ。

 中でも、モーターやインバーターといった「電気(エレキ)」部と、減速機といった「機械(メカ)」部を1つにした「機電一体」タイプの駆動システムを相次いで出展した。大別して、モーターと減速機、あるいはモーターと減速機、インバーターを一体にした駆動システムがある。その多くが、2019年ごろからの量産を見据えている(図1)。

図1 電動車両の駆動システムの「機電一体」が加速
電動車両の駆動システムを構成する、モーターやインバーター、減速機を一体にする動きが盛んだ。2019年ごろには、モーターと減速機の2つ、あるいはモーターと減速機、インバーターの3つを一体にした駆動システムを搭載する電動車両が増える見込みである。2025年ごろには、それらが車両のホイールに搭載される「インホイールモーター」も、製品ラインアップに加わるだろう。
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 さらに、駆動システムを車体ではなく車輪(ホイール)内に収めた、いわゆる「インホイールモーター」の提案も相次いだ。このインホイールモーターも、2025年ごろには製品ラインアップに加わるだろう。

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