本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 関西を中心に和食チェーン店を運営するがんこフードサービスが、接客スタッフの負荷を軽減すべく、料理を搬送するロボットの活用に乗り出した。まずは、京都市の料亭風の店舗「お屋敷・高瀬川二条苑」にシャープ製の無人搬送ロボット(AGV)を4台導入した(図1)。

  ロボットは従業員や来店客が行き交う廊下を走行し、厨房から各部屋の前まで最大6人前の料理を自動で運ぶ。さらに、2018年3月にオープンする京都府亀岡市の新店「がんこ京都亀岡 楽々荘」にも4台導入する計画である。

 高瀬川二条苑は、かつて豪商・角倉了以の別邸だった場所にある由緒ある店舗とあって、観光目当てに訪れる外国人客も多い。ただし、がんこフードサービスは観光客相手の客寄せにロボットを導入したわけではない。

図1 京都の料亭風店舗でロボット4台が料理を搬送
関西を中心に和食チェーン約80店舗を運営するがんこフードサービスは、京都市の「お屋敷・高瀬川二条苑」にロボット4台を導入。厨房と各部屋を巡回し、配膳や下げ膳を行う従業員を支援する。
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