本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 デンソーが、ドローンによる橋梁点検の自動化に向けて本格的に動き出した。同社のドローンは強風の中でも安定して飛行できるようにするための「可変ピッチ」という機構を備える。他社の産業用ドローンにはなく、デンソーがほぼ唯一採用している(図1)。強い風が吹く橋梁での飛行に向く。この特徴を生かすとともに、今回、撮影した画像をディープラーニングで解析し、ひび割れなどを自動検出する仕組みも合わせて開発した。2019年の実用化を目指す。橋梁の規模にもよるが、従来、約1カ月かかっていた点検や調書の作成が12日ほどで済むようになる(図2)。将来的には2日間ほどで点検と調書作成が済むようにする計画だ。全国の点検事業者などに売り込む。

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