本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 米Amazon.com社が物流センター向けに内製したロボットを、ついに日本にも導入した(図1)。神奈川県川崎市に新設した拠点「アマゾン川崎FC(fulfillment center)で2016年12月から数百台のロボットが24時間体制で稼働している。Amazon社はなぜ今、ロボットを日本に導入したのか。川崎FCの内部への潜入報告とともに解説する。

 電子商取引の市場は今、拡大を続けている。2016年の規模は8兆43億円で、前年比で10%以上の伸び率となっている。Amazon社も拡大し多様化する顧客ニーズに応えるべく、様々なサービスを投入している。注文してから1時間以内に商品が届く「Prime Now」、PCなどを使わずとも専用デバイス上のボタンを押すと特定商品を注文できる「Dash Button」などである。

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