2018/04/04 10:30
「ヘルスケアサービスがうまくいかないのは、すべての人を健康という標準解に近づけようとするからだ」――。
こう問題提起するのは、ソニーコンピュータサイエンス研究所 シニアリサーチャーで理化学研究所 科学技術ハブ推進本部 医科学イノベーションハブ推進プログラム 副プログラムディレクター 兼 健康医療データ多層統合プラットフォーム推進グループ グループディレクターの桜田一洋氏である(関連記事)。
さまざまなヘルスケアサービスが試行錯誤を続け、なかなか成功事例が出てこない理由を桜田氏は、多様性の欠如にあると見る。その詳細を同氏に聞いた。
(聞き手は伊藤瑳恵=日経デジタルヘルス)