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「HoloLens」で調剤業務は効率化できるのか?

あけぼの薬局 辻堂駅前店で実証開始

2017/11/27 09:30
伊藤 瑳恵=日経デジタルヘルス
 ガラスで仕切られた薬局の調剤室。待合室から中の様子をうかがうと、何やら薬剤師がヘッドマウントディスプレー(HMD)を装着して処方薬を調剤している――。

調剤した薬をHoloLensで撮影している様子
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 これは、2017年11月20日にあけぼの薬局 辻堂駅前店(神奈川県藤沢市)を舞台に行われた実証実験の様子である。薬を取り違えることなく正確に調剤するためのシステムの有用性を検証する実証実験だ。

 この調剤支援システムは、MR(複合現実)技術を活用したもの。薬剤師は、頭に米Microsoft社の「HoloLens」、手にRFセンサーを装着する。これらのデバイスを使って、処方箋の内容を確認し、薬が収納されている棚まで誘導、正しく調剤できたかを確認する、という一連の調剤業務を支援する。

実証実験で使用した処方箋
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 具体的には次のような流れで調剤業務を行う。まず、薬剤師が装着したHoloLensを使って、処方箋に記載されたQRコードまたは文字を画像認識し、調剤すべき薬のデータを取得する。認識した調剤薬の情報は、HoloLens画面上に表示される。

 次に、調剤薬が収納されている薬品棚まで薬剤師を誘導する。あらかじめHoloLensに薬の収納位置を登録しておくと、調剤すべき薬が入っている棚の位置までHoloLens画面上でナビゲーションしてくれる。複数の薬を調剤する場合は、薬剤師が効率良くピックアップできるように優先順位をつけて案内する。

 薬が収納されているトレイには、RFタグを設置しておく。すると、薬剤師が手に装着したRFセンサーをトレイにかざすだけで、薬を取り出したことを検知できる。誤った薬を取り出した場合はアラートが作動するため、処方箋通りに調剤できたかを確認することができる。さらに、取り出した薬をHoloLensで撮影し、処方薬をすべて調剤できたか照合する。

薬剤師の手に装着したRFセンサー
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トレイに設置したRFタグ
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