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「17時間減」、IoT導入で介護業務を効率化

アズハイム町田、スマホを使って入居者をモニタリング

2017/03/30 12:05
伊藤 瑳恵=日経デジタルヘルス
 IoTシステムの導入で安否確認や記録に費やしていた時間を短縮し、施設全体の1日当たりの総労働時間を17時間削減した――。アズパートナーズが運営する介護付有料老人ホーム「アズハイム町田」(東京都町田市)では、こうした業務効率化を実現した。

 同施設は、2017年2月に入居者を見守るための介護施設向けIoTシステムを導入。導入して1カ月で、現場の業務に冒頭のような変化が見られたという。

 導入したのは、アイホンのナースコールシステム「Vi-nurse」と富士データシステムの介護施設向け記録管理システム「ちょうじゅ」、パラマウントベッドの呼吸モニタリングセンサー「眠りスキャン」から成るシステム。アズパートナーズは、このシステムを「EGAO link」と名付ける。特徴は、ケアスタッフが持つスマートフォンで、全ての入居者の睡眠状態や呼吸数、ナースコールの有無を確認できることだ。

「EGAO link」概要図(アズパートナーズのプレスリリースより)
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 睡眠状態や呼吸数は、入居者のベッドのマットレス下に敷いた「眠りスキャン」によって、体動から測定。測定データは無線LANでスマートフォンに転送される。入居者ごとに覚醒や起床のタイミングでケアスタッフに通知がいくように設定でき、異常が起きたらすぐに駆け付けることを可能にした。

ベッドのマットレス下に「眠りスキャン」を設置する
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アズハイム町田では60床全てに「眠りスキャン」を設置
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ケアスタッフのスマホ画面からも全ての入居者の状況を確認できる
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 「Vi-nurse」のコール信号は、住友電設の「ナースコールゲートウェイ」を使ってスマートフォン用の信号に切り替えられるようにした。これにより、本来PHSで受ける必要があったコール信号をスマートフォンで受けられるようにし、ケアスタッフの利便性を図った。

 「ちょうじゅ」には、「眠りスキャン」で測定した睡眠や呼吸のデータやナースコールの内容が自動で記録される。各入居者へ提供したサービスやレクリエーション参加の記録を付けることもできる。

日経デジタルヘルス Special

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