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3Dプリンターで歯科矯正装置を作る

歯科技工士不足に対応

2018/02/14 08:30
伊藤 瑳恵=日経デジタルヘルス

 歯科矯正用の装置を手掛けるアソインターナショナルは、マウスピース型の矯正装置、いわゆる「アライナー」の製作工程の一部に3Dプリンターの活用を始める。この方法で製作したアライナーは、2018年4月1日に開始するデジタル歯科矯正向けサービス「AsoAligner DIGITAL(アソアライナーデジタル)」で歯科医院向けに提供する。

アソインターナショナル 代表取締役の阿曽敏正氏
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 アライナーは、金属や針金を使った矯正装置とは異なり、透明で目立たずに装着できることから、「歯科矯正治療率の向上に寄与する」(アソインターナショナル 代表取締役の阿曽敏正氏)と考えられている。同社はかねて、3Dプリンターを使わずに製作したアライナーを提供してきたが、受注件数は年々増加しており、2017年には6万件を上回ったという。

 しかし、アライナーの製作を担う歯科技工士の数は年々減少しており、同社としても人手不足が課題となっていた。そこで今回、歯科技工士が担っていた工程の一部を3Dプリンターに置き換えるサービスの開発に至った。

製作日数が半減

 一般的にアライナーの製作は、まず歯科医院で患者の歯型を取ることから始める。その後、現状の歯列を少し矯正した歯型模型を歯科技工士が製作し、これを土台としてアライナーを作る。

 今回のサービスでは、この工程のうち歯型模型の製作を3Dプリンターで行う。これによって、「歯科技工士の負担軽減や、歯型モデルの品質がばらつくといった問題を解消することが期待できる」と阿曽氏は話す。製作全体にかかる時間は従来の14日から7日に短縮でき、製作コストを3割カットすることが可能だと同氏は説明する。

製作途中の歯型模型
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3Dプリンター「Objet500 Dental Selection」
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