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排泄予知「DFree」、経産省ビジコン優勝からの1年

トリプル・ダブリュー・ジャパン、激動の2017年を振り返る

2018/01/26 12:30
大下 淳一=日経デジタルヘルス

 「一生分のテレビ、新聞に出た」――。トリプル・ダブリュー・ジャパン日本支社長の小林正典氏は、経済産業省が2017年3月に開催した「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2017」でグランプリ(最優秀賞)を獲得してからの1年間を、こう振り返る(関連記事1)。この間、排泄のタイミングを予知し事前に知らせてくれる同社のウエアラブルデバイス「DFree(ディーフリー)」の知名度は一挙に高まり、介護分野を中心に世界約50カ国から問い合わせがあったという。

 経済省が2018年1月18日に開催した「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2018」に前年度優勝者として登壇した小林氏は、グランプリ獲得後の事業の進捗を説明した(関連記事2同3)。冒頭の言葉にあるメディア掲載の増加のほか、(1)国内での販売開始、(2)海外展開の本格化、(3)連携の加速、(4)資金調達、などの成果があったという。

登壇した小林氏
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 DFreeを発売したのは、ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2017が開催された2017年3月。グランプリ獲得が弾みをつける形で、同年末までに全国約150施設に納入した。同年7月にはフランス法人を設立。同国の大手介護施設へのパイロット導入を経て、2018年には欧州でDFreeを正式に発売する予定だ。

 官庁や自治体、企業との連携も進んだ。経産省と厚生労働省による「ロボット技術の介護利用における重点分野」に、「ロボット技術を用いて排泄を予測し的確なタイミングでトイレへ誘導する機器」という項目が追加されるなどの追い風もあった。2017年3月以降、約10億円の資金調達にも成功している。

 これらに続き、2018年は介護施設向けサービスを拡大するとともに、海外事業と在宅介護向けサービスを本格展開する。さらに、一般ユーザー市場への参入準備も進めるという。医療機関とも連携しながら、高齢者の自立支援に対する効果検証を進め、「排泄ケアを起点に介護を変えていく」(小林氏)と意気込みを語った。

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