初めて自家消費型を採用

 埼玉県・東武東上線の和光市駅から北に向かってクルマで10分ほど、東京外環自動車道の和光北インターに隣接した好位置に地上5階建ての真新しい大型物流施設が見えてくる。SGリアルティ(京都市)が3月1日に竣工した「SGリアルティ和光」である(図1)。

図1●大型物流施設「SGリアルティ和光」の外観
(出所:SGリアルティ)
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 同社はSGホールディンググループで不動産の賃貸・管理・開発事業を展開する。全国に約300件の物流施設を保有し、その約3分の1に当たる98件の屋根上に太陽光発電システムを設置してきた。「SGリアルティ和光」の折板屋根にも862.38kWの太陽光パネルを載せた(図2)。

図2●屋根上に自家消費型太陽光を設置した
(出所:SGリアルティ)
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 同社がこれまで物流施設に設置してきた屋根上太陽光は、固定価格買取制度(FIT)を使って全量を売電してきた。しかし、99件目にあたる「SGリアルティ和光」では、初めて発電電力を自家消費する方式を採用した。PCSからの電力はキュービクルで6.6kVに昇圧して、構内系統に接続している。