「自動運転時代の到来に向けて、着実に足場を固めてきた」――。米ON Semiconductor社Senior Vice President, Corporate Strategy & MarketingのDavid Somo氏が強気の姿勢を示した(図1)。

図1 ON Semiconductor社Senior Vice President, Corporate Strategy & MarketingのDavid Somo氏
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 同社は2017年12月上旬、報道機関向けに事業戦略の説明会を開催。既に幅広い市場に半導体を供給しているが、今回の説明会で時間を割いたのが車載市場への注力姿勢だった。On Semi社の売上高に占める車載分野の割合は、30%と最も大きい比率を占める。

前方監視用センサーでソニーと火花

 車載製品の中で、On Semi社が特に高いシェアを握っているのがイメージセンサーだ。Somo氏によると、「数量ベースで50%以上のシェアがある」という。車両周囲の状況を撮影するサラウンドビューカメラ向けの出荷量が多いが、「車両前方を監視するカメラ向けのイメージセンサーの出荷量が増えている」(同氏)。

 前方監視用カメラに向けたイメージセンサーでは最近、ソニーの存在感が高まっている(関連記事:ソニーがMobileyeとタッグ、「業界初」だらけの撮像素子)。「業界最高」(同社)をうたう約742万画素を2017年11月に発表して追い上げを図る。この状況に対してOn Semi社は、「イメージセンサー単体の性能を高めると同時に、周辺部品を組み合わせたシステムとして提案する」(同氏)考えだ。

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