オムロンは、カメラをはじめとする車載センサーを活用した事業を強化する。自動運転の普及によって、車両の周辺や乗員の状況を認識する機能がますます必要になるとみて、センサーデータを顧客価値に変える仕組みづくりを進めていく。

 展示会「CEATEC 2017」で同社は、「ドライバー見守り車載センサー」を来場者に見せた。車内に置いたカメラ画像から運転手の顔を撮影しておき、画像解析から運転手が運転操作できる状態にあるかを判断する。具体的には、(1)車両の運行状態(進行方向や周囲の状況)に対する注視度合、(2)運転に復帰するまでの時間、(3)運転席に着座していること、である。

開発したシステム(「CEATEC」開催前に報道陣に公開)
カメラ埋め込み部分

 (1)は、目の開閉状態や視線の方向から注視している/注視していないの2段階で判断する。(2)は、運転手の状態を認識して、運転の準備ができている/すぐに運転に復帰できる/運転に復帰するまでに時間がかかる、の3段階で判断する。(3)は、座っている/いない、の2段階で判断する。いずれも「マスクやサングラスをした状態で、顔の向きが正面ではなくても高い確度で判断できる」と、開発を指揮している同社 技術・知財本部画像センシング研究室長の川出雅人氏は強調する(関連情報)。

運転手の認識項目
センサーを持つ川出氏

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