「CEATEC JAPAN 2017」(2017年10月3~6日、幕張メッセ)と併催の「MEMSセンシング&ネットワークシステム展 2017」(10月4~6日)初日の「IoTイノベーションマッチングフォーラム」で、米InvenSense社を買収したTDKが講演した。TDKにとっては、InvenSense社の買収後、国内では初めてのMEMS・センサーに関する講演と思われる。4番目の講師として登壇したTDKセンサシステムズビジネスカンパニー・マーケティング部・部長の飯田淳氏は、「TDKがデザインする次世代センシングソリューション」と題して、TDKのセンサーシステムビジネスの戦略、新しいセンサーなどを紹介した。

 TDKは、ドイツEPCOS社、スイスMicronas Semiconductor社、フランスTronics Microsystems社、InvenSense社、ベルギーICsense社とMEMS・センサー企業を次々と買収し、現在、幅広いセンサー製品ポートフォリオを誇っている。元のInvenSense社の事業は、コンシューマー分野で強みを持っているが、今後、TDKやその他の買収済み企業の技術を活用して、自動車分野にも進出するという(関連記事1)。また、様々なセンサーとソフトウェアを組み合わせ、個別エンドユースを踏まえたモジュール化を進めるとする。

 米Google社、米Apple社、米Amazon.com社などのプラットフォーマーが大きな利益を上げ、そこから見ればサプライチェーンの下流に位置するデバイス/モジュールメーカーだが、最近、事業は好調である。これは、デバイスが高度化し、モジュールが複雑化し、最終製品はデバイス/モジュールメーカーの言う通りに組み上げれば、最終製品ができるようになってきているためである。これを筆者は「デバイス/モジュールメーカーとプラットフォーマーの時代」と呼んでおり、本セミナーでもトップバッターとして、そのようなMEMS・センサー業界の最新動向を解説した(関連記事2)。

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