NECは、同社の顔認証処理「NeoFace」向けの専用アクセラレーター「NeoFace Accelerator」を、2017年10月11日に東京で開催のイベント「インテル FPGA テクノロジー・デイ」に出品し、同製品に関する講演も行った。同製品には、米Intel社のFPGA「Arria 10」などが搭載されている。

登壇した阿部晋樹氏。日経テクノロジーオンラインが撮影。

 講演に登壇したNECの阿部晋樹氏(IoT基盤開発本部 シニアマネージャ)によれば、NeoFaceは4つの処理からなる。動画から顔を検出する「顔検出」、検出した顔を追尾する「トラッキング」、検出した顔の特徴量を求める「特徴量計算」、求めた特徴量とデータベースの特徴量を比較する「顔照合」である。4つのうちで処理量が重いのは「顔検出」と「特徴量計算」であり、これら2つに比べると「トラッキング」と「顔照合」はかなり軽い処理だという。

NeoFaceは4つの処理からなる。NECのスライド。
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 そこで、NeoFaceの高速化を狙って、4つのうちで「顔検出」を実行する専用アクセラレーターとして、PCI Express接続のNeoFace Accelarator(以下、今回のアクセラレーター)を開発した。XeonサーバーのPCIスロットに今回のアクセラレーターを挿して、顔認証処理を高速・低消費電力に実行する。

「NeoFace Accelerator Platform」と「NeoFace Accelerator」の概要。NECのイメージ。
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