前回に引き続き、完全自作電動バイクで耐久レース「2016 Ene-1 GP SUZUKA」に挑んだo孕o=3レーシング(オヨサンレーシング)の挑戦をお届けする。いよいよ、どんな電動バイクを作ったか、解説していこう。

 では、実際に我々がどういう風に参加車両を作っていったか説明して行きましょう。

 KV-BIKEのレギュレーション(大会規則書)では、車両は20インチ以上の市販車をベースに製作し、車重が15kg以上を満たす必要があります。ホイールサイズやキャスター角度の変更、空力部品の取り付けはできません。フレームの軽量化もできませんが補強は許可されています(外部リンク:KV-BIKEの車両レギュレーション(PDF))。

1万5000円で買ったMTBのフレームで製作

 まずはベース車両の選定です。考えていたのは次の4点です。

  • ライダーが小柄なのでコンパクトにする
  • ディスクブレーキが付けられる(雨対策)
  • 転がり抵抗の低いタイヤが選べる
  • 値段がそこそこ安い

 いろいろ考えた結果、ベースは26インチのマウンテンバイクにしました。フレームはヤフーオークションで1万5000円ぐらいで購入(ほぼ新品)、ホイールや部品はメンバーの私物の在庫からほとんどをそろえました(写真)。

写真●1万5000円くらいでヤフオクで買ったMTBのフレームをベースに製作した参加車両
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