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「紹介状」が不要な世界、医師にも患者にもメリット(page 2)

山内 英子氏 聖路加国際病院 副院長 ブレストセンター長・乳腺外科部長

2018/06/06 10:00
伊藤 瑳恵=日経デジタルヘルス

作業効率の評価の在り方を見直すべき

 医療機関における生産性や作業効率の評価の在り方についても考えていきたいです。聖路加国際病院では、働き方改革を進めていて、研修医を中心に早く帰ってもらうようにしています。しかし、労働時間でしか評価できないため、短時間で効率良く仕事をしている人が評価されないのではないかと心配しています。実際、院内からも一部で同様の声が上がっています。

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 一方で、医師の作業効率を外来で診察した患者の人数だけで評価して良いのでしょうか。3分で診察を終える医師は1日に100人の患者を診ることができるかもしれませんが、患者の話をじっくり聞く医師は1日に10人の患者しか診られないかもしれません。この場合、果たして前者の方が良い働き方といえるのでしょうか。

 評価指標の突破口になると考えているのが、診療科ごとの目的やビジョンです。聖路加国際病院では、患者の待ち時間などのデータを測定していますが、それぞれのデータが持つ意味は診療科ごとに異なると考えています。

 そこで今後は、各診療科にどういう項目で業務を評価してもらいたいかヒヤリングしようと思っています。可視化したデータを使って評価する際に、現場の温度感を重視したいからです。

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