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健康経営を医療・介護に持ち込むためには…

⻄川和⾒⽒ 経済産業省 商務情報政策局 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課⻑

2018/05/17 09:30
伊藤 瑳恵=日経デジタルヘルス

 なぜ働き方改革を行うのか――。経済政策の観点からいうと、生産性向上のためです。

経済産業省 商務情報政策局 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課⻑の⻄川和⾒⽒(写真:加藤 康、以下同)
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 では、医療や介護における生産性とは何でしょうか。個人的な考えにすぎませんが、おそらく質の高い医療を安定的にしっかり届けることだと思います。

 あえて他の産業と同様に考えると、生産性向上のためには人材投資、すなわち働く人の健康を重視する健康経営が必要です。政府は、生産性や売り上げを高めることを目的として、企業が従業員の健康増進に投資する流れを作ることを4年前から推進してきました。最近になって、その成果が出始めてきたと実感しています。

 多くの企業が健康経営に取り組み始めているのは、大きく3つのメリットがあるからです。

 第1に、従業員が健康でいれば、欠勤することで業務ができない、いわゆる「アブセンティズム」や、出勤しているけれども不調で生産性が上がらない「プレゼンティズム」による影響を下げることができます。結果的に生産性が向上するのです。

 第2に、組織全体で取り組むことで一体感が生まれます。そして第3に、健康経営に取り組んでいるということが社外から評価されるようになります。

 こうした健康経営の考え方を医療や介護の現場に持ち込むためには、どうすればいいのか。医師や看護師、介護士の健康を重視することで、医療の質が上がったという実例を作ることが必要だと思います。ただ、医療や介護分野の健康経営について議論した経験がそれほどないので、ぜひいろいろな意見を聞かせていただきたいです。

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