前回に引き続き、伊仏合弁STMicroelectronics社の小型マルチセンサーモジュール「SensorTile」の開発キット「STEVAL-STLKT01V1」を試用していく。盛りだくさんの機能を活用すべく、ネットサービス企業のGMOインターネットで特命担当技術分析官を務める技術者の新里 祐教氏はSensorTileを使ったロボットアームの操作の開発に挑む。同製品は、アプリやfirmwareが整っており、頭の中でコードを考えたり構成したりする時間を除けば、プログラムの開発はわずか合計1時間ほどで可能だったという。

 SensorTileの機能を使って何かアプリを作ろうと思ったところで、非常に悩む事になった。単純なセンサーデータだけを利用できるようなキットであれば、そのセンサーデータを利用したアプリを作ればいい。ところが、SensorTileの場合はセンサーデータを利用するジェスチャーや音声認識といった、普通のIoT開発キットにはない機能が用意されてしまっている。機能が豊富でできる事が多過ぎるあまり、逆に何を作ろうか…と悩む事になった。

SensorTileでロボットアームを制御
今回の応用では、SensorTileのジェスチャーとマイク(音声認識はGoogle Speech API)を利用して、ロボットアームの制御を行う物を作成することにした。
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