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臨床医による「オンライン診療研究会」が発足

実臨床の知見を共有、適切な普及に向けて情報発信

2018/05/06 16:00
大下 淳一=日経デジタルヘルス

 臨床医がオンライン診療の実臨床で得た知見を共有し、発信することを目的とした「オンライン診療研究会」が2018年4月に立ち上がった。オンライン診療を実践する臨床医による有志の研究会で、勉強会の開催やオンライン診療の適切な普及に向けた情報発信を行う。

 メドレーのオンライン診療システム「CLINICS」のユーザーを中心とする臨床医11人を発起人とし、外房こどもクリニック(千葉県)院長の黒木春郎氏が会長を務める。入会条件は、専門医またはそれに準ずる資格を有していること。本会員はこれに加え、保険診療においてオンライン診療を実施中または実施可能な保険医療機関に所属していること、準会員は保険診療においてオンライン診療の実施を予定または検討している医療機関に所属していること、が求められる。

オンライン診療研究会の会長を務める外房こどもクリニック院長の黒木春郎氏が、「CLINICSサミット2018」で研究会の取り組みを紹介した
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 会長を務める黒木氏は、メドレーが2018年4月29日に東京都内で開催したイベント「CLINICSサミット2018 ~今、オンライン診療にどう取り組むべきか~」で講演。2018年度診療報酬改定でオンライン診療への報酬が新設されたことに触れて、大きな成果ではあるものの、格好の対象と考えられる疾患が算定対象から外れるなど「オンライン診療の本来の理念には沿わないような制約も設けられた」と指摘した。

 そこで今後は、オンライン診療の対象疾患の拡大や、適用に関する研究が課題になるという。研究会でもこれらの課題に向き合う考え。「患者側の体験を医療者が伝えることで、より良い制度をつくれるのではないか」(黒木氏)と意気込みを語った。

 今回のイベントの挨拶に立ったメドレー 代表取締役医師の豊田剛一郎氏も「我々がいくら声をあげても、臨床現場から声をあげてもらわなければ大きな動きにはならない。患者や医療の未来のためを思い、オンライン診療に取り組む現場の先生方をどれだけつくれるかが大切だと考えている」とし、研究会の立ち上げを歓迎した。

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