インテグリティ・ヘルスケアが2018年3月28日に開催したオンライン診療に関する説明会の様子
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 インテグリティ・ヘルスケアは、住友商事など3社から総額7億5000万円の資金調達を完了した。資金調達は住友商事を含む大手事業会社3社を引受先とする第三者割当増資により実施した。オンライン診療システム「YaDoc(ヤードック)」を活用した新しい医療インフラの創造を目的とした資金調達だとしている。

 2018年度診療報酬改定では、オンライン診療に対して「オンライン診療料」「オンライン医学管理料」などの評価が新設された。それを受け、インテグリティ・ヘルスケアはYaDocのさらなる普及に取り組む考え。YaDocが実装している疾病管理機能を始め、有用性・利便性の向上に向けたシステムの機能拡充を図るほか、全国のユーザーに対する利用サポート体制を強化する。また、企業の健康経営支援事業やアジアを中心としたグローバル市場への展開など、さらなる事業拡大の加速を目指す(関連記事)

 YaDocは、「モニタリング」「オンライン問診」「オンライン診察」という3つの機能を搭載する。通常の診療では捉えにくかった医療情報をこれらの機能によって集積することで、医師と患者の双方向のコミュニケーションを深め、診療の質を向上させることを狙う。また、通院困難な患者のアクセシビリティ向上によって対面診療を補完し、かかりつけ医の機能強化を図るサービスと位置付けている。