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製薬企業は「地域医療のハブ」を志す(page 3)

MSD執行役員の諸岡氏が講演

2016/10/20 02:10
大下 淳一=日経デジタルヘルス

“逆の組み方”でベンチャー支援

 この領域でMSDは「ICTを軸とした、新しいヘルスケアのエコシステムをつくる」(諸岡氏)ことを狙う。医療・介護の意思決定の場で「情報の力をさまざまなレベル、機会で活用できる環境をつくる。これにヘルスケアIT企業と一緒に取り組みたい」(同氏)。

 こうした思いから同社がベンチャーキャピタルのグロービス・キャピタル・パートナーズと共同で2016年2月に始動させたのが、「ヘルステックプログラム」だ(関連記事1)。ヘルスケア分野でICTを活用したサービスやソリューションを開発するベンチャー企業に対し、事業化に必要な知見やノウハウ、ネットワークを提供する取り組みである。既に「ミナカラ」「エクスメディオ」「認知症総合支援機構」の3社との協業を始めた(同2)。

 同プログラムにおける協業のあり方は「ニーズを満たしてくれる企業と組むという、従来のスタイルとは大きく異なる。まずは面白そうだと思った企業を選び、お互いが協力できる領域をその後から探すという、通常とは逆のやり方」(諸岡氏)だ。実際の成果に結び付けるのには時間がかかるものの、ベンチャー企業のスピードや斬新な発想に学ぶところは多いという。

 ほかにもMSDは、医療従事者に向けた情報提供プラットフォームとして、国内外の最新の医療情報を提供する「Smartmed」、同社製品に関する情報を提供する「MSD Connect」などを展開している。MSD Connectでは例えば、地域に根差した薬剤師を支援する「Pharmacist Town(ファーマシスト タウン)」と呼ぶコンテンツを用意。生活習慣病患者に対する服薬指導を支援する「サポートキット」などを提供している。

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