開発したカメラ
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撮像したイメージ
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 クラリオンは、夜間にカラー動画を撮像できるカメラを開発し、「第45回東京モーターショー2017」(東京ビッグサイト、一般公開:2017年10月28日~11月5日)に展示した。人の眼には見えない近赤外光をヘッドランプなどから照射し、対向車の運転手や歩行者を眩しくさせずに、対象物を鮮明に捉える。

 開発したカメラは、波長が850nmの近赤外光における受光感度を高めた独自設計のCMOSイメージセンサーを使っている。国内のイメージセンサーメーカーの協力を得た。フィルターも独自設計である。一般の可視光カメラは、3原色を「赤」「緑」「緑」「青」の4種類の繰り返しパターンで構成している。今回のフィルターは「赤」緑「青」に加えて「近赤外」の4種類で繰り返しパターンを作った。4種類のフィルターを透過した画素の信号に独自の処理を施して、暗闇においてもカラー画像を再現する。

 開発したイメージセンサーは120フレーム/秒で画像を取り込む能力があり、イメージセンサーを上回るダイナミックレンジを得る際には3フレーム分の画像情報から1フレームを構成する。商品化までには、LEDによる交通信号のフリッカー(チラつき)の影響を取り除く機能を盛り込む予定で、そのためには4フレーム分の画像情報から1フレームを構成する。いずれの機能を実現する場合にも、出力する動画は30フレーム/秒である。

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