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Pepperによる問診で、トリアージ実現

2016/07/15 12:18
伊藤 瑳恵=日経デジタルヘルス

「ロボット連携問診システム」 Pepperを使用した場合
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 さまざまな場面に使われる「Pepper」。近いうちに、病院に訪れたら真っ先にPepperのところに向かい、問診をしてもらう日がくるのではないか――。そんな感想を抱かせるのは、シャンティの「ロボット連携問診システム」。2016年秋に10の医療機関にテスト導入を予定し、2017年春の提供開始を目指している。「国際モダンホスピタルショウ2016」(2016年7月13~15日、東京ビッグサイト)で披露した。

 ロボット連携問診システムを使うことで、優先度の高い患者の自動検知や、症状の見落とし防止が期待できるという。一体どのような仕組なのだろうか。

 まずPepperが、患者の年齢や発熱の有無、主な症状など総合的な質問を抱えたタブレットの画面上の文字と音声で患者に問う。次に、入力された回答を基に、医学専門書の知見を蓄積したデータベースと連動し、症状に合わせた質問をする。問診の質問内容は症状によって異なるため、通常問診に要する時間は「2分もかからないが、多い人は10分くらいかかる可能性がある」(説明員)という。

 こうした問診から、危険な病気の可能性や高熱の有無を割り出す。その患者に緊急性があるかを判断し、緊急性に応じて優先順位を決める。医師と受付スタッフ双方に、トリアージ通知を送る。通知方法は、医師と受付スタッフそれぞれにとっての重要性に応じた形にする。例えば、心筋梗塞の場合は医師に、高熱の場合は受付に強調した通知をするという具合だ。

強調した場合のトリアージ通知
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強調しない場合のトリアージ通知
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 同社は今後、「AIを搭載した問診システムの開発を試みる」(説明員)と意気込み、具体的な展望を次のように述べた。「診療中に医師と患者の会話を聞いて、危険を検知したら通知するようなシステムを作りたい」(説明員)。

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