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2016/05/28 07:30
大下 淳一=日経デジタルヘルス

 名古屋市立大学大学院 医学研究科 医学・医療教育学分野の湯田恵美氏らのグループは、有機EL照明の色光によって生体機能を調節する試みについて、「ITヘルスケア学会 第10回記念学術大会」(2016年5月21~22日)のポスターセッションで発表した。ヘルスケア環境を、照明を使ってデザインすることを目指したもの。従来、有機EL照明ではこうした試みは少なかったという。

発表する湯田氏
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 実験では20歳代の被験者12人に対し、安静状態における心電図と呼吸状態を、赤・青・緑・白色の照明下でそれぞれ測った。照明には、1辺55mmの正方形の有機ELパネル4枚を1列に並べ、両端のパネルを内側に傾けたものを利用。最初に照明を当てない時間を3分間設け、次に赤・青・緑・白のいずれかの色を6分間照射。その後、照明を当てない時間を再び3分間設けた。この測定を、休憩を挟んですべての照明色について繰り返した。

 測定したデータを使い、照明の色が心拍変動の指標に与える影響をフーリエ解析などで調べた。この結果、青色の照明では赤・緑・白色と比べて副交感神経の活動強度に違いが見られた。「有機EL照明の色光によって、生体機能を調節できる可能性がある」(湯田氏)ことを示す結果という。

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