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外科医の職人芸をAIでアプリ化、共有可能に

「医療技術には大きなアセットが眠っている」と情報医療の原氏

2018/05/01 16:00
大下 淳一=日経デジタルヘルス
AIの医療応用への取り組みやオンライン診療アプリをブースで紹介
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 デジタルヘルスベンチャーの情報医療は、人工知能(AI)の医療応用への取り組みについて、「MEDTEC Japan 2018」(2018年4月18~20日)併設の「ヘルスケアIT 2018」の展示ブースやセミナーで紹介した。同社はAIの医療応用の中でも、開発例が多い「識別」ではなく、「予測」や「介入」などの領域に力を入れており、会場ではその一端を披露した(関連記事1)。

 国立がん研究センターなどと共同で進めているのが「内視鏡外科手術における暗黙知のデータベース構築と次世代医療機器開発への応用」に関する研究(関連記事2)。腹腔鏡下手術の動画データを使い、AIに「職人芸と言われる熟練医の鉗子の動かし方や剥離、切除などの手技を学習させ、暗黙知をデジタル化する」(情報医療 代表取締役の原聖吾氏)。

 こうした取り組みの狙いについて同社代表取締役の原氏は「医療のソリューションとしてスケーラブルなものとして、これまでにあったのは医薬品と医療機器。一方、医療技術はローカル(特定の医師や医療機関)に閉ざされており、これをソフトウエアやアプリに落とし込むことでスケーラブルにしたい」と説明する。

 例えば、世界的に見ても高度な日本の外科技術をソフトウエア化し、これを医療機器のナビゲーション機能などとして世に問いたいという。医薬品や医療機器は既に巨大な産業に育ったが、「医療技術にも大きなアセット(資産)が眠っている」と原氏は話している。

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