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田中耕一氏が講演、「異分野融合」が不可欠

これまで医療と関係なかった企業や団体とも手を組む必要がある

2018/04/23 09:00
伊藤 瑳恵=日経デジタルヘルス

 「血液1滴でさまざまな疾患を診断できるようにしたい」――。島津製作所 田中耕一記念 質量分析研究所 所長の田中耕一氏は、2002年度のノーベル化学賞受賞時にこう決意を述べていた。この発言について田中氏は「覚えていない」としているが、同氏が発明した質量分析の技術は、着実に医療に展開されつつある。

 田中氏は、「ITEM2018」と同時に開催された第77回日本医学放射線学会総会と第74回日本放射線技術学会総会学術大会、第115回日本医学物理学会学術大会の合同特別講演において、「分析と医用の融合によるヘルスケアへの新展開のために」と題して登壇した。医療機器の開発に携わりたいという思いを胸に島津製作所に入社したという同氏は冒頭、「ヘルスケアの話ができてとても嬉しい」と喜びを口にした。

講演を行う島津製作所 田中耕一記念 質量分析研究所 所長の田中耕一氏
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 わずか0.5mLの血液からアルツハイマー病変を超早期に検出する。先日、島津製作所と国立長寿医療研究センターが発表したばかりのこの成果は、まさに田中氏が発明した質量分析の技術を活用したものだ(関連記事)。さらに、今回のアルツハイマー病に限らず、質量分析技術の医療応用の範囲は広がっていく可能性があると同氏は見る。

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