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血管撮影装置とCTが一つのモダリティのように連携

シーメンス、イメージガイド下治療向けの新コンセプト

2018/04/17 07:00
大下 淳一=日経デジタルヘルス

 シーメンスヘルスケアは、血管撮影(アンギオ)装置とX線CT装置、MRIなど複数の画像診断装置を連携させる新コンセプト「nexaris Therapy Suites」を「2018国際医用画像総合展(ITEM 2018)」(2018年4月13~15日)で発表した。イメージガイド下治療(Image-Guided Therapy)のワークフロー改善を支援する。異なるモダリティ間で互いの位置を把握できるようにしたり、画像を自動連携させたりすることで、単一のモダリティを扱っているかのような使用感を実現する。

出展した「nexaris Angio-CT」
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 イメージガイド下治療は血管系疾患などの治療に使うもので、「治療の達成度などを確認するために、複数のモダリティを併用するのが望ましい」(シーメンスヘルスケア アドバンストセラピー事業本部 事業本部長の荒川泰一郎氏)。ただし複数のモダリティで撮影を行うと、患者や装置の移動が大掛かりになるため、患者や術者の負担、安全性、治療時間などの点で問題があった。

 nexaris Therapy Suitesはこうした課題に応えるソリューション。アンギオ装置とX線CT装置を組み合わせた「nexaris Angio-CT」や、MRIまでを含めた「nexaris Angio-MR-CT」などの形で連携機能を提供する。

 nexaris Angio-CTでは、アンギオ装置とX線CT装置の間で互いの相対位置や患者位置を把握させることで、装置同士の接触を避けたり、画像を自動連携させたりできるようにした。これにより、CT撮影後に装置を待機位置にまで退避させる必要がなくなり、短時間で血管撮影に移行できる。X線CT画像と血管撮影画像を重ね合わせるために従来は必要だった、位置合わせのための撮影も省ける。シーメンスヘルスケアが提供中のアンギオ装置とX線CT装置の一部機種に、こうした連携機能を搭載した。

 nexaris Angio-MR-CTでは、アンギオ装置を備えたハイブリッド手術室にMRIやスライディングガントリ(自走式)CTを追加し、各モダリティを連携させて使うことができる。すべてのモダリティで共通の手術台を使用することで、患者を移し変えることなく寝かせたままの状態で各モダリティの撮影が可能である。

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