2018/04/16 16:45
コニカミノルタは、画像診断装置の管理支援サービス「AeroRemote」を「2018国際医用画像総合展(ITEM2018)」(2018年4月13~15日、パシフィコ横浜)に参考出展した。診断装置のコンソールに蓄積されたデータを分析することで、病院で行われている画像検査の稼働状況を可視化することができるサービスである。2018年度内の提供開始を予定している。
AeroRemoteを使えば、診断装置が効率良く運用されているかどうかや、検査技師の技術にばらつきがあるかどうかが一目で確認できるため、病院のマネジメントに役立てることができるという。例えば、一つの診断装置を使って撮影にかかる時間や撮影室ごとの稼働率のデータを可視化できる。
このほか、再撮影が必要となる写損についてのデータも分析できる。検査技師ごとや部位ごとの写損回数のデータを可視化することで、写損が多い検査技師や部位に対する研修を実施し、教育につなげることも可能である。