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一度の撮影で軟部組織画像と骨強調画像を同時取得

富士フイルムのデジタルX線画像診断装置

2018/04/16 17:00
伊藤 瑳恵=日経デジタルヘルス

 富士フイルムは、一度のX線照射で、一般X線画像に加えて軟部組織画像と骨強調画像を同時に取得することができるデジタルX線画像診断装置「FUJIFILM DR CALNEO Dual(CALNEO Dual)」を「2018国際医用画像総合展(ITEM 2018)」(2018年4月13~15日、パシフィコ横浜)で披露した。同年6月に販売を開始する。

デジタルX線画像診断装置「FUJIFILM DR CALNEO Dual(CALNEO Dual)」
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 腰椎と大腿骨の骨強調画像を使えば、骨密度を測定することも可能である。これにより、骨粗しょう症の診断を簡便化することが期待できると富士フイルムは説明する。患者数が1300万人にのぼるとされる骨粗しょう症の診断では、一般X線画像に加えて、腰椎と大腿骨の骨密度を測定することが推奨されているからだ。

 通常のX線診断装置では一般X線画像しか撮影できないため、別途骨密度を測定する必要があった。しかし、骨密度測定装置を使う際は、撮影中に数十秒間体を動かさずに同じ姿勢を維持しなくてはいけなかった。これが「高齢者にとっては大変だった」(同社ブース説明員)という。CALNEO Dualを使えば、長時間同じ姿勢を保つ必要はなく、一度の撮影で骨密度を測定できる。加えて、骨密度測定装置が不要になるため、医療機関の省スペース化にも寄与する。

 一度の撮影で軟部組織画像と骨強調画像を同時に取得できるのは、X線エネルギーの吸収感度が異なる2種類のX線検出部を搭載しているためである注)。それぞれ蛍光体にCsl(ヨウ化セシウム)とGOS(ガドリニウムオキサイドサルファ)を用いている。

注)各検出部で得た画像の差分から軟部組織画像と骨強調画像を取得する。
■変更履歴
第1段落に「一般X線画像に加えて」という記述を追加しました。記事初出時に第2・第3段落で「軟部組織画像」とあったのは「一般X線画像」の誤りでした。第4段落に注釈を追加しました。お詫びして訂正します。記事は修正済みです。

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