2018年1月中旬に開催された「東京オートサロン2018」(千葉県・幕張メッセ)は、自動車メーカーや輸入車、チューニンングカー/カスタムカーを手がけるブランドやショップなど、バラエティに富んだ展示が多くのファンを集めるイベントだ。来場者数(31万9030人)は昨年から微減となったが、4年連続で30万人を超え、例年どおりの活況を見せていた。

 今回はトヨタ自動車の展示が話題の中心となった。モータースポーツとの結びつきを主張するブランド「Gazoo Racing」について、トヨタのWEC(世界耐久選手権)に参戦する競技車両(LMP1クラス)である「TS050」を基本に開発された、

 公道走行可能なスーパースポーツ「GR スーパースポーツ・コンセプト」を発表した。2.4L V6直噴ツインターボエンジンとレース仕様のハイブリッドシステム「THS-R」を組み合わせたパワーユニットの総出力は735kW(1000PS)。

 希薄燃焼方式などの採用と合わせて、システム全体で約50%の熱効率を達成しているとのこと。カーボン・モノコックやサスペンション機構などはTS050そのものの成り立ちとなる。将来の販売は未定ながら、スーパースポーツカーとしての可能性を示唆するものだ。加えて、トヨタはすでに社内のカスタマイズ車両を手がける傘下の企業の統合を決定しており、アフターパーツ販売などの強化を図る方針を打ち出している。

日産がオーテック・ブランドの立ち上げを機に、オートサロンのために製作した、ブルーのイメージカラーをまとった「エクストレイル・オーテック」(手前)と「セレナ・オーテック」。
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 その他の日本メーカーは、それぞれカスタマイズ/チューニングカーを披露した。日産自動車は特装車両などをてがけるオーテックジャパンによるスポーツ性の高いニスモ・ブランドと並ぶかたちで、オーテック・ブランドを立ち上げた。

ダイハツのブースに展示された、かつての「シャレード・デ・トマソ・ターボ」(奥)を思わせる赤/黒の2トーンが目を引いた「ブーン・スポルト・パッケージ」。
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