車載機器などの機器開発を進める上で欠かせないのが熱設計だ。日経BP社は「車載機器の熱計算とExcelシミュレーション」と題したセミナーを、技術者塾として2017年4月14日に開催する(詳細はこちら)。本セミナーの講師で、熱設計の専門家であるサーマルデザインラボ 代表取締役の国峯尚樹氏は、効果的な熱対策に向けて、Excelプログラムを使った熱計算の演算技法を提唱する。本稿では、Excelプログラムを使った熱計算の実例について、具体的な演習問題を用いながら紹介する。(記事構成は日経テクノロジーオンライン)

演習問題

 図1のようにサーマルビア(貫通銅メッキ)を用いて筐体底面に放熱する部品(2W)の温度を求めてください。サーマルビアの本数を増やす、部品とサーマルビアの距離を変える、銅厚を厚くするなどの設計パラメーターを変えたときの熱対策効果を検討してください。

図1 例題
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