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糖尿病患者向け「処方アプリ」の先駆者、WellDoc社の「BlueStar」(page 2)

進む「モバイルヘルス×アカデミア」

2017/03/09 16:45
佐竹 晃太 =内科医、キュア・アップ代表取締役

アカデミアが評価するデジタルヘルス

 WellDoc社がアライアンスを組んだAADEは、1万4000人以上の会員が所属する、権威あるアカデミアです。「AADEが掲げる7つのセルフケア行動」など、独自の教育コンテンツを作り上げてきています。

 AADEが掲げる7つのセルフケア行動とは、具体的には以下の通りで、それぞれの領域に対して詳細なアドバイスがまとまっています。

(1)健康な食事
(2)アクティブであること
(3)モニタリング
(4)薬物療法
(5)問題解決
(6)リスク軽減
(7)健康的な対処

 患者に対する教育リソースとして整備してきたこのコンテンツは、WellDoc社とのアライアンスによってデジタルデータとして再加工されました。患者に最大限の効果をもたらす一言レッスンとして、BlueStarを通して提供されています。

 AADEのCEOのCharles MacFarlane氏は、WellDoc社とのアライアンスに対して次のように述べています。

「デジタルヘルスは、糖尿病の教育者が患者に提供する直接的なケアや疾患教育を、強力に補完するものです。AADEがWellDoc社などのデジタルヘルスリーダーと有意義なパートナーシップを結び、すべての教育ツールを2型糖尿病の人々に活用できるようにすることは有益です。BlueStarのプラットフォームにAADEのカリキュラムを統合することは、AADEにとって重要な戦略的決定事項であり、進化する医療環境において、2型糖尿病患者および会員に利益をもたらすでしょう。我々は、この関係を構築し続けることを楽しみにしています」。

日本での展開にも期待

 以前、下記の記事で「モバイルヘルスは急注目のアカデミック分野」として、論文数が急増していることを取り上げました。

モバイルテクノロジーで「治療」する時代に

 今回のケースからも、海外ではアカデミアがデジタルヘルスの可能性を十分に評価していることを分かっていただけたと思います。さらに昨今では、デジタルヘルス関連の学会も開催されるようになってきました。このような学会で、互いに情報共有がなされ、新たなアイデアが生まれたり、技術が進歩したり、あるいは有意義なアライアンスが生まれることが期待できます。

 今後は日本でも、さらにデジタルヘルス関連の学会発表が増え、アカデミアとのアライアンスがより盛んになっていくことでしょう。

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