世界のスマートフォン(スマホ)用通信ICメーカーは、まず最大手として米Qualcomm社があり、韓国Samsung Electronics社、台湾MediaTek社が二番手グループとしてこれに続く。そして、そこからだいぶ離されて中国Huawei Technologies社傘下のHiSilicon Technologies社があるという構図だった。

 中国にはHiSilicon社以外にも、Leadcore Technology社、Allwinner Technology社、Spreadtrum Communications社などの通信チップメーカーがある。これらのメーカーは上位メーカーに比べると技術的に後れを取っており、これまでは主にローエンドの激安端末向けに前世代の技術を用いたチップを供給していた。

 しかし中国の新興通信チップメーカーは、ここにきて二番手グループとの距離を急速に狭めているようだ。今回は中国新興メーカー製のLTE対応通信チップを搭載したSamsung Electronics社のGalaxy Jを紹介する。

Samsung Galaxy Jの外観
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銘板に記載された情報
末尾に「UK」とあり、英国または欧州仕様の可能性がある

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