スウェーデンVolvo社の最上級セダン「S90」、ワゴン「V90」については、先に紹介した。今回「V90 Cross Country」の試乗の機会を得た。S90とV90のガソリンエンジンは、T6と呼ばれるターボとスーパーチャージャーのツインチャージャー仕様だったが、今回のCross CountryはT5と名付けられるターボチャージャーのみの仕様であった。このT5エンジンが、S90とV90では最も廉価な位置付けであり、その満足度も確かめたい点となった。

 V90 Cross Countryは、ステーションワゴンのV90に比べ、最低地上高が55mm高い210mmとなる。この車高は、SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)「XC90」のサスペンションを活用しているとのことだ。

標準のV90に比べ、最低地上高が55mm高く設定されたV90 Cross Country
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 運転席に座ると、当然ながら目線は高めだ。しかし走り出すと、そのことはすっかり忘れてしまうほど自然な運転感覚で、無闇にふらついたり、ロールし過ぎたりすることはない。手応えのしっかりした走りはすぐに馴染み、安心を覚えるだろう。

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