米GM社の高級車ブランド「キャデラック」。日本では3種類の4ドアセダンを投入している。今回、高性能モデルを含めて「ATS」「CTS」「CT6」に試乗した。

キャデラックの4ドアセダンでもっとも小柄なATSは、Daimler社「Cクラス」とほぼ同等の車体寸法で、日本国内でも扱いやすい車種だ
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 日本では、今日でもなお、アメリカ車は燃費が悪く、ふわふわとした乗り心地で操縦安定性が良くないといった印象が一部で根強く残っている。だが、結論から言えば、今回の試乗を通じ、それが間違っていることを知ることができた。また国内輸入車市場で人気のドイツ車と十分に競合できる性能を備えていた。

 また、今日でいうダウンサイジング過給エンジンが一部に採用され、かつてガスガズラー(ガソリンをがぶ飲みする)といわれた燃費の悪さはないはずだ。

 ATSは、最も小型のキャデラックである。車体寸法はDaimler社「Cクラス」とほぼ同じだ。したがって、国内でも十分に扱いやすい存在になる。エンジンは、2.0L直列4気筒ガソリンターボで、最高出力は276PSである。変速機は、アイドリングストップ機能付き8速ATだ。

ATSの運転席周りは、若々しくスポーティな印象がある
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