ブラックフライデー(2017年は11月24日)からクリスマス商戦へ。この期間の大手量販店を訪れると、その年の売れ筋商品や、主要メーカーの力の入れ具合が分かります。そこで、米国東海岸のニューイングランド地区の大手量販店を回ってみました。

テレビはオプション品で差異化

 まず目に付くのは、やはり薄型テレビです。少し前までは韓国のSamsung Electronics社とLG Electronics社の存在が圧倒的でしたが、今年は他のメーカーの進出が目立ちます。店によっては、日本のソニーが韓国メーカー並みに展示スペースを取っています。その他は、日本、米国、欧州、中国などのブランドが並んでいます(メーカーの本社所在地や製造拠点と、ブランドの国・地域は異なることが多い)。

 ただし、各メーカーとも、特徴を出すことには苦労しているように見受けました。今年の製品の多くは高精細の4K品で、見栄えをアピールしていますが、メーカー間・製品間の違いは明確ではありません。これまでLG Electronics社がセールスポイントにしていた曲面テレビは、だいぶトーンダウンしています。

 いきおい、価格競争が激しくなっているようです。50型の4Kテレビに、400米ドル以下、300米ドル以下という値段が付いています。そこで、小売店としては、別売りのオプションを付けて、違いを出そうとしています。

 際たるものが、高音質スピーカーです。サウンドバーと称する横長の製品がたくさん出ています。高級音響機器の老舗である米BOSE社は、スピーカーを中心に据えたテレビセットをアピールしています。価格は安くありません。また、家庭シアター用の豪華なテレビセットも、かなり出ています。こちらは、1500~2000米ドルの値付けが中心です。

ホームシアター用の豪華な大型テレビセット
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品ぞろえが増えたテレビ用オーディオ、サウンドバーシステム
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