体外診断用医薬品の大手、米Bio-Rad社と米Illumina社が、単一細胞ゲノム解析のための包括的なソリューションを共同開発するために提携すると発表した。このWin-Winの提携により、Bio-Rad社としては保有するドロップレットソリューションを利用して将来性のあるアプリケーションに新たに参入することができる。一方、Illumina社としては次世代シーケンシング(NGS:Next Generation Sequencing)のプラットフォーム構築をさらに進めることが可能だ。

 この数週間、Illumina社は、NGS技術を基にした新たなアプリケーションを共同開発するため、複数の企業(フランスbioMerieux社、中国Novogene社、中国Amoy Diagnostics社など)との提携に向けて精力的に活動していた。

 Bio-Rad社のソリューションの他にも、多数のマイクロ流体関連企業(米Fluidigm社、米RainDance Technologies社、英Sphere fluidics社、米Wafergen社など)がサンプル調整に狙いを定めている。そのうちいくつかの企業が最近、興味深いソリューションを発表しており、Yole Developpement(以下、Yole)では、今後数年のうちにいくつかのブレークスルーがあると予想している。我々は、単一細胞用マイクロ流体デバイス市場が2020年には1億米ドル以上へと急成長するとみている(詳細は、Yoleの最新レポート「Sample Preparation Automation Through Emerging Microfluidic Technologies」(発展著しいマイクロ流体技術によるサンプル調製の自動化)にあり)。

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