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 私は東京で「未来予測コミュニティ」という会合を定期的に開催しています。ここでは「新しいビジネスをリアルに生み出す」ということにこだわっています。このコミュニティの活動はまだ1年程度に過ぎませんが、実際さまざまなビジネスがここから生まれています。

 今回は自分の経験を踏まえて、新ビジネスを創出する「コツ」のようなものを3つ紹介したいと思います。

 コツその1は、参加メンバーが「共通認識」を持つこと。

 中・長期戦略を立案するためには、その前提となる共通認識が不可欠です。そして社会やビジネス、テクノロジー、ライフスタイルなど、世の中は「今」どうなっているか。そして「これから」どう変わっていくか。そういう共通認識があってこそ、「では、私たちはどうしたいのか、どうすべきなのか」という議論ができるようになるのです。

 未来予測コミュニティでは、この共通認識として、私の著書である「未来予測」を活用しています。そこに書いた内容を鵜呑(うの)みにする必要はありませんが、「たたき台」があれば、そこから未来についての具体的な議論がしやすくなります。

 考え方を同じくする人々は「仲間」です。業界を超えて共通認識を持つことは、外に「仲間」をつくるということでもあります。今やどんな大企業でも、自社や自らの業界の中だけで10年後を描けなくなっています。業界の枠組みを超えて議論するためは、「共通プロトコル」としてこの共通認識が不可欠です。そして社外に仲間をつくることこそが、ビジネスを具現化するための第一歩となります。

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