図1 新型の小型バス「コースター」
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図2 新型バスのフロントビュー
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図3 新型バスのサイドビュー
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図4 新型バスの車内
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 トヨタ自動車は小型バス「コースター」を24年振りに全面改良し、2017年1月23日に発売する。同社のCVカンパニーが初めて全面改良した車両になる(図1、図2、図3)。

 FR(前部エンジン・後輪駆動)車の新型バスは定員によって24人乗り、25人乗り、29人乗りの3タイプがある。価格(消費税込み)は581万400~887万2200円で、月間160台の販売を目指す。トヨタ車体グループの岐阜車体工業の本社工場で生産する。

車内を広く、衝突安全性を高める

 4代目となる新型車は、先代車より広い車内空間を実現した(図4)。車両寸法は全長6990×全幅2080×全高2635mmで、ホイールベースは3935mm。先代車に比べて全幅は45mm長く、全高は55mm高い。全長とホイールベースは同じである。

 全高を拡大したことで、車内高は先代車より60mm高い1890mmになった。全幅を広げたことで、車内幅は窓側が約40mm広くなった。また、乗り降りしやすくするため、ドアの乗降ステップの奥行きを65mm広げて455mmにした。

 衝突安全機能では、車両が横転したときなどの安全性を高めるために、ボディーを環状骨格構造にした。その上で、骨格に高張力鋼板を使用して強度を高めた。横転時に乗員を守る「ロールオーバー性能」は、ボディー強度の世界的な安全基準「ECE基準R-66」に適合している。

 一方、予防安全機能では、同社のADAS(先進運転支援システム)「Safety Sense P」の搭載を見送った。

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