ホンダは2017年9月1日、主力である軽自動車「N-BOX」を5年9カ月ぶりに全面刷新して発売した(図1)。新型モデルの特徴は室内長を拡大して、先代モデル以上に広い車内空間を実現したこと(図2、3)。エンジンルームから後席荷室までの室内長は、先代モデルよりも20mm大きい2240mmにした(N-BOX 2017年型 記事一覧)。
図1 ホンダが全面刷新した「N-BOX」
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図2 室内長を20mm拡大
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図3 センタータンクとエアコンの配置を変更
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 ホンダがN-BOXの室内長を「軽乗用車最大級」と表現するように、全高が高い軽トールワゴンの競合車を上回っている。スズキ「スペーシア」の室内長2215mm、ダイハツ「タント」は同2200mm。新型N-BOXはこれら車種よりも室内長が25~40mm大きい。

 ホンダがN-BOXの室内長を拡大できたのには、樹脂製のセンタータンクを薄型化したことや、エアコンの搭載位置を変更したことなどが貢献している。センタータンクは平均肉厚を先代モデルの5.2mmから4.8mmへと、0.4mm薄くした。これによりタンクの体積を小さくできた他、助手席側にあたるタンクの左側を70mm薄くすることに成功した。

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