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宮城県岩沼市に28MWのメガソーラー、津波の被災地に丸紅が建設

2015/05/22 17:35
加藤 伸一=日経BPクリーンテック研究所
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太平洋沿いの津波で被災した土地に、約11万3000枚のパネルを並べた(出所:丸紅)
太平洋沿いの津波で被災した土地に、約11万3000枚のパネルを並べた(出所:丸紅)
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岩沼市相野釜西地区にある、いわぬま臨空メガソーラー発電所(出所:丸紅)
岩沼市相野釜西地区にある、いわぬま臨空メガソーラー発電所(出所:丸紅)
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 丸紅は5月19日、宮城県岩沼市において、出力28.3MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「いわぬま臨空メガソーラー発電所」の竣工式を開催したと発表した。東北最大級のメガソーラーとし、4月1日に売電を開始していた。

 宮城県南東部の太平洋岸にある岩沼市相野釜西地区の、東日本大震災で被災した農地に建設した。津波による塩害と地盤沈下によって、農作の再開が困難になっていた。

 そこで、2012年6月に岩沼市が発電事業者を公募し、丸紅が事業者として選定された。その後、農地転用などを経て、メガソーラーを建設した。

 丸紅では、東日本大震災から4年が経過し、復興に向けた取り組みは進みつつあるものの、本当の意味での復興は道なかばと認識しており、メガソーラーによる発電事業によって、地域の再生・産業振興に寄与したいとしている。

 発電事業者は、丸紅の100%子会社であるSPC(特定目的会社)の「いわぬま臨空メガソーラー」(東京都千代田区、6月に岩沼市に移転予定)となる。

 年間発電量は、一般家庭約8000世帯分の消費電力に相当する、約2900万kWhを見込んでいる。

 EPC(設計・調達・施工)サービスは、日立製作所が担当した。採用した太陽光パネルは非公開、パワーコンディショナー(PCS)は日立製作所製となっている。

 今回の稼働によって、丸紅グループが国内で稼働済みのメガソーラーの合計出力は約200MWとなった。大分県の臨海工業地帯の出力約82MW(関連ニュース1)、三重県と愛知県にまたがる木曽岬干拓地の同49MW(関連ニュース2)などが稼働している。

 太陽光発電所だけでなく、中小規模の水力発電、洋上風力発電や地熱発電なども手掛けている。

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