東北大学大学院工学研究科金属フロンティア工学専攻助教の大森俊洋氏と同教授の貝沼亮介氏らの研究グループは、銅(Cu)系形状記憶合金に対して約900℃以下の温度域で冷却と加熱のサイクル熱処理を施すと、結晶粒成長速度が著しく速くなる「異常粒成長現象」が起こることを発見した(図)。これにより、これまで断面サイズ(棒材であれば直径、板材であれば厚み)が約1mm以下の製品に限られていたCu系形状記憶合金の用途を同数cmにまで拡大できるという。

ここからは会員の登録が必要です。