ファナックは、動作時に発生する振動を記録し、それを打ち消すように制御することで2度目からの動作を高速化する“学習ロボット”を「第26回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2012)」(2012年11月1~6日開催、東京ビッグサイト)出展した(図)。自動車部品の溶接を想定したデモで、十数点のスポット溶接を実行する動作(約20秒間)に対し、“学習機能”を用いると10%程度の時間短縮が可能なことを示した。
【JIMTOF2012】ファナック、自らの動作を省みて高速化するロボットを出展
木崎 健太郎=日経ものづくり
