太陽誘電は、1608サイズ(1.6mm×0.8mm×0.8mm)で静電容量が100μFと大きい積層セラミック・コンデンサを開発し、その断面図などを示すパネルを「CEATEC Japan 2012」で展示した。定格電圧は+4Vで、焼成後のシート(誘電体層)厚は0.45μm、積層数は約800層である。すでに試作は終えており、「製造プロセスは確立できた。量産化のメドも立った」(説明員)という。製品化時期は明言していないが、早ければ2013年中に始まりそうだ。
【CEATEC 2012】太陽誘電、1608サイズで100μF品を2013年に実用化へ
山下 勝己=テクニカル・ライター
