米Advanced Micro Devices,Inc.(AMD)は,2007年1月~3月期の決算で,直前四半期に引き続き5億米ドルを超える営業損失を計上した。売上高は前年同期比7%減の12億3300万米ドル,営業損失は5億400万米ドルだ。カナダATI Technologies Inc.の買収関連費用は直前四半期の2割ほどに落ち着いたにもかかわらず,赤字はわずか5%程しか減らなかった。

 CFOのRobert J. Rivet氏は「当社は3年超にわたって顧客を増やし,製品出荷量,売上高ともに伸ばしてきた。この四半期決算は期待はずれで受け入れがたい」とコメントした。売上原価が前年同期の1.6倍にふくらんで,粗利益は前年同期の1/2以下となる3億4700万米ドルと大幅に減少。さらに研究開発費が6割増,一般販売管理費が3割増と拡大し,利益を圧迫した。

 業績低迷について同社は,マイクロプロセサの出荷減と平均販売単価の低下,ATI社が手掛けていた収益性の低い事業の業績がこの四半期は期初から加算されていることの3点を理由に挙げた。マイクロプロセサは,ノート・パソコン向けには出荷量,単価の推移ともに好調だったものの,サーバやデスクトップ・パソコン向けが不振だったという。

 2007年4月~6月期の業績については,売上高で1月~3月期に対して同等か微増を見込む。

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