三菱電機は2014年2月、同社の研究開発の成果を報道関係者に公開した。自動車向けの技術として注目を集めていたのが、炭化ケイ素(SiC)基板から作るスイッチング素子を搭載したインバーター内蔵のモーターと、カーナビゲーション装置などの操作を簡単にする技術である。

 電気自動車への搭載を想定したインバーターを内蔵したモーターの出力は60kW。形は円筒で、外形寸法は直径240mm、長さ313mmである(図1)。体積は14.1Lと小さく、2012年に発表した従来品と比べて、体積を約44 %減らした。三菱電機は「業界最小」をうたう。2018年ごろの実用化を目指す。

図1 インバーターとモーターを一体にして小型化
出力60kWでEV向け。インバーターにはスイッチング素子として、SiC基板から作るMOSFETとショットキー・バリア・ダイオードを使った。
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