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がん超早期発見、「唾液」と「機械学習」で挑む(page 3)

2015/08/19 00:00
大下 淳一=日経デジタルヘルス

――遺伝子検査サービスのように、誰もが日常的に疾病リスクを手軽に検査できる。そんな姿を目指しているわけですね。

 がんの検査は現状、1年に1回といった頻度で医療機関で受けているわけですよね。検査を日常的にマメに受けられるようになれば、より早期にがんを見つけられる可能性がある。例えば、新幹線に乗っている間に検査結果が出るようなサービスがあれば、便利ですよね。技術開発だけで終わらせず、こうした具体的なサービスに落とし込むことを狙います。

 遺伝子検査サービスでは、主に先天的な体質や疾病のリスクを可視化します。これに対して我々は、後天的な要因が効くサイトカインを対象にする。その点では、遺伝子検査と我々が開発する検査の結果をマッチングすることで、新しい知見が得られるかもしれません。

――今後、どのようなスケジュールで開発を進めますか。

 信州大学と協力し、開発した手法の有効性を2015年内に試したいと思います。今回の手法は、スーパーコンピューターをがんがん回すようなものではありません。身近なクラウドの基盤を生かし、“いいモデル”を早く作った者が勝つ世界です。そこに膨大なデータが集まってくるのですから。我々としては優れたモデルをいち早く開発し、先行逃げ切りを目指します。

日経デジタルヘルス Special

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